3秒で確認したい結論

日本のNPO・一般社団法人が使えるAI/IT支援制度カオスマップ 2026年版(コミュニケーション、顧客管理、広報、AI、デザイン、開発の6カテゴリでベンダーを整理)

先に見るなら、Google for Nonprofits、Microsoft for Nonprofits、Slack for Nonprofits、kintoneのチーム応援ライセンスです。日本のNPO法人なら、入口の読みやすさはこのあたりが頭ひとつ抜けています。

一般社団法人は、ひとまとめでは見ない方が良さそうです。Google for Nonprofits は一般社団法人を税法上の区分を書かずに挙げています(Goodstackによる非営利性の確認は必要)が、kintone は非営利型に限っています。普通型一般社団法人は制度ごとに扱いが分かれます。

OpenAI for Nonprofits と Claude for Nonprofits は日本から申請できます。ただ、日本法上の法人類型名を個別に並べた公式説明は見当たりませんでした。なので、この記事では「対象外」とは書かず、「公式に明記なし」で止めています。

もうひとつ大きな変化として、日本の窓口だった TechSoup Japan は、2025年11月15日で日本NPOセンターによる運営を終え、いまは TechSoup Global(米国本部)の直営になっています。日本NPOセンターは後継の「デジタルチャネル for Nonprofits」を始めました。

  • Google for Nonprofits は日本向け要件で特定非営利活動法人と一般社団法人が明記されています(一般社団法人の税法上の区分は記載なし。Goodstackによる非営利性の確認が必要)。
  • Slack for Nonprofits はTechSoup等で慈善性の証明が必要で、学校は別制度対象、病院は除外です。
  • kintone は非営利型一般社団法人をチーム応援ライセンスの対象として明記し、学校法人・社会福祉法人・公益法人は別制度へ切り分けています。
Tiki Tiki
使えるかどうかと、通るかどうかは別ですね。日本から使える製品でも、日本の法人類型をどう読むかで申請の通りやすさはけっこう変わります。

日本の法人類型ごとに見ると、まず確認すべき制度が変わります

NPO法人と一般社団法人で申請先が分かれる様子を示す図

じゃあ、最初にどこを見ればいいのか。制度名より先に見たいのは、「対象法人の書き方」と「どこで認証するか」です。ここが曖昧だと、あとで必要書類の見立てもぶれやすいと思います。

下の表では、公開条件を法人類型ごとに並べ替えました。主観的な言い回しは外して、対象の書かれ方と申請窓口の違いだけを見えるようにしています。

主要制度の法人類型別整理 ※2026-10-07時点
法人類型 制度 日本向け法人類型明記 申請窓口 公式に明記なし / 要審査 / 別制度
NPO法人 Google for Nonprofits あり Google公式窓口 → Goodstack 病院・学校・政府機関は対象外
認定NPO法人 kintone チーム応援ライセンス 特定非営利活動法人の文言から読める サイボウズ直審査 認定NPO法人の単独表記は確認できず
一般社団法人 Google for Nonprofits あり(「一般社団法人」として列挙。税法上の区分は明記なし。Goodstackによる非営利性の確認が必要) Google公式窓口 → Goodstack 学校・病院・政府機関は対象外
一般社団法人(非営利型) kintone チーム応援ライセンス あり サイボウズ直審査 定款、会計書類、活動実績の追加提出があり得る
一般社団法人(普通型) OpenAI for Nonprofits なし OpenAI公式窓口 → Goodstack 日本法上の法人類型名は公式に明記なし
一般社団法人(普通型) kintone チーム応援ライセンス なし サイボウズ直審査 公開条件の組み合わせ上、対象として読み取りにくい
公益社団法人 PR TIMES 非営利団体サポートプロジェクト あり PR TIMES公式窓口 一般社団法人とは別に公益法人として列挙
社会福祉法人 kintone アカデミック・ガバメントライセンス あり パートナー経由申請 チーム応援ライセンスではなく別制度(Google for Nonprofits は社会福祉法人も日本向け対象に列挙)
学校法人 OpenAI / Claude / Slack なし 制度ごとに異なる OpenAIはChatGPT Edu、ClaudeはK–12の公立・私立学校を対象とする一方、高等教育機関は対象外と明記、Slackは学校別制度で読む必要あり

非営利型一般社団法人と普通型一般社団法人は分けて確認します

非営利型一般社団法人は、定款や会計の条件が制度側に伝わりやすい場面があります。逆に普通型一般社団法人は、目的が公益寄りでも、制度ページでは対象法人として書かれていないことがわりとあります。

ここは読み間違えやすいところです。普通型一般社団法人では、「公式に明記なし」と「対象外」を分けて読むのが分かれ目です。うちでは、公開要件に書かれていない制度はまず「公式に明記なし」と置いて、それでも別制度への案内や条件の組み合わせで読めるかを見ていきます。

AI/ITレベル別に見ると、先に取る制度の順番も変わります

AIとITの習熟度別に導入順を整理した3レベル図

価格だけでは決まりません。今つまずいているのが連絡なのか、情報管理なのか、広報なのか。それだけでも、先に見る制度はかなり変わります。

AI/ITレベル別の導入順整理
レベル 団体の状態 先に揃えたい領域 先に確認しやすい制度
初級 個人利用が中心で、ファイルや連絡先が分散している メール、ストレージ、共同編集、チーム連絡 Google for Nonprofits、Microsoft for Nonprofits、Slack for Nonprofits
中級 生成AIを日常業務で使い始め、窓口や案件管理を整理したい 顧客管理、問い合わせ管理、広報制作 kintone、Canva for Nonprofits、PR TIMES、OpenAI for Nonprofits
上級 複数ツールの運用が定着し、業務フローの再設計まで進めたい 自動化、権限設計、開発基盤、AI運用 Claude for Nonprofits、GitHub for Nonprofits、Microsoft、kintone
盤上テトくん 盤上テト
AIを何に使うかを決め切る前でも大丈夫です。まず情報の置き場と連絡経路が整っているかを見るほうが、導入の順番は決めやすいと思います。

主要制度の比較早見表

主要制度を申請窓口と対象条件で比較する表のイメージ

表で先に見たいのは、価格より入口の違いです。日本の法人類型が書かれているか、どこで認証するか、別制度があるか。この3つを並べると、かなり見通しが立ちます。

主要制度の比較早見表 ※2026-10-07時点
制度 主な対象条件 申請窓口 日本向け法人類型明記 価格公開 API対象 別制度あり 公式URL
Google for Nonprofits 公益社団・公益財団・特定非営利活動・社会福祉・一般社団の各法人 Goodstack あり あり(Workspace無償プラン0円・最大2,000ユーザー) 該当記載なし 病院・学校・政府機関は対象外 申請 / 要件 / Workspace
Microsoft for Nonprofits 法的に認められた非営利・慈善団体 Microsoft / 第三者検証 日本語要件あり あり Azureは年$2,000クレジット(米国価格表記) 教育向け制度あり 要件
Slack for Nonprofits 慈善性証明ができる非営利団体(宗教・政治団体、行政機関、民間助成財団は対象外) TechSoup等 なし あり API割引の明記なし 学校向け別制度 要件 / 価格
Anthropic Claude for Nonprofits 501(c)(3) または equivalent international designations 等(政府機関・政治団体・高等教育機関・医療システムは対象外) 20人未満はGoodstack / それ以上は営業 なし あり(Team $8/ユーザー/月) API割引の公開記載なし 5人未満は通常のClaude Pro(月$20・非営利割引ではない)の案内あり 要件 / 制度
OpenAI for Nonprofits nonprofit organizations Goodstack導線 / 営業 なし あり(ChatGPT BusinessはStandard席のみ非営利価格) 対象外 ChatGPT Eduあり 要件 / 告知
Canva for Nonprofits 登録済み charitable nonprofit 等(政府機関・教育機関・政治団体・助成財団などは対象外) Goodstack なし あり(Pro機能を無償・50ユーザーまで) 該当記載なし 追加席はCanva Enterprise 50%オフ 要件
GitHub for Nonprofits 501(c)(3) or equivalent、非政府・非学術等 GitHub直審査 なし あり(Team無料・Enterprise Cloud 25%オフ) 該当記載なし 教育向け別制度あり / Nonprofit Developer Pack 制度
kintone チーム応援ライセンス NPO法人、非営利型一般社団・財団法人、労働者協同組合、要件を満たす任意団体 サイボウズ直審査 あり あり 通常価格のオプションあり アカデミック・ガバメントあり チーム応援 / 別制度

TechSoup と Goodstack の違い

TechSoup、Goodstack、直審査の3つの窓口フロー図

たとえば Google for Nonprofits は Google 公式から入って Goodstack で検証します。Slack は Slack 公式から入って、TechSoup 等で慈善性を見せる流れです。同じ「認証」でも、ここはかなり手触りが違います。

ここで押さえておきたいのが、TechSoup Japan の運営変更です。日本NPOセンターによる運営は2025年11月15日で終わり、いまは TechSoup Global(米国本部)の直営です。Slack と Adobe Creative Cloud は、今も TechSoup 経由で審査されます。日本NPOセンターのほうは、後継事業として「デジタルチャネル for Nonprofits」を2025年11月に始めています。

申請窓口の違い ※2026-10-07時点
窓口 主な制度 読者が確認したい点
Goodstack(旧Percent) Google、OpenAI、Claude、Canva、Zoom 制度ページに日本法人類型の個別明記があるか。Zoom は2025年5月に TechSoup との提携を終え、Goodstack 経由の割引に移りました
TechSoup(2025年11月から TechSoup Global 直営) Slack、Adobe Creative Cloud 慈善性証明の方法、日本書類で追加確認が必要か
デジタルチャネル for Nonprofits(日本NPOセンター) ITerrace で国内企業の社会貢献製品(Backlog、会計王、kintone 等)を仲介 登録・年会費は無料。TechSoup とは別の窓口として扱う
ベンダー直審査 GitHub、kintone、PR TIMES 団体サイト、定款、活動報告、会計資料をどこまで出すか

以前の TechSoup Japan では、一般社団法人だと決算書の準拠会計基準に関する注記が論点になりやすい傾向がありました。運営者が変わったため、現在の運用は申請前に確認したほうが良いです。制度名より先に、どの認証先へどの書類を出すかを見ておくほうが、手戻りは減ります。

主要8制度の申請窓口と注意点

では、個別に見るとどうか。ここからは、本文でよく参照する制度だけを8本に絞って見ていきます。申請の流れはどれも「公式窓口 → 認証 → 承認」に寄りますが、つまずく場所はそれぞれ違います。

Google for Nonprofits

日本でいちばん入口が読みやすいのは、まずこれです。日本向けの対象は、公益社団法人・公益財団法人・特定非営利活動法人・社会福祉法人・一般社団法人です。一般社団法人について、税法上の区分は書かれていませんが、Goodstackによる非営利性の確認が必要です。

  • 申請の流れ: Google公式窓口 → Goodstack検証 → Google側承認
  • 何が使えるか: Google Workspace の無償プラン(0円・最大2,000ユーザー)。Geminiアプリ(Deep Research、Gems など)と NotebookLM が含まれます。ほかに Ad Grants など
  • 注意点: Gmail やドキュメントの中で使う Gemini(Help me write など)は無償プランの対象外です。必要なら有償版(Business Standard 400円・75%オフなど)を検討します。
  • 注意点: 病院、学校、政府機関は対象外です。
  • 公式URL: 申請窓口 / 日本向け要件 / Workspace のプラン

Microsoft for Nonprofits

Microsoft は、日本語の適格性ページから入れるのが助かるところです。法的に認められた非営利・慈善団体を前提に読む制度、と見ておくとぶれにくいです。

  • 申請の流れ: Microsoft公式窓口 → 第三者検証 → ライセンス提供
  • 何が使えるか: Microsoft 365 Business Basic は300ユーザーまで無料、Business Premium は75%割引。Copilot Chat は追加料金なしで使えて、Microsoft 365 Copilot アドオンは15%割引(米国価格で$25.50)。Azure は年$2,000分のクレジット(米国価格表記)
  • 注意点: 一般社団法人は、非営利性や公益性を追加で説明したほうが良いです。
  • 公式URL: 適格性

Slack for Nonprofits

Slack は、製品より先に慈善性の見せ方を見る制度という感じです。TechSoup 等でどう証明するかが分かれ目です。

  • 申請の流れ: Slack公式窓口 → TechSoup等の慈善性確認 → 割引反映
  • 何が使えるか: Pro は250人以下なら無料(超えると85%オフ)、Business+ 85%オフ
  • 注意点: 学校は別制度対象、病院は除外です。宗教団体・政治団体・行政機関・民間助成財団も対象外です。一般社団法人は慈善性の証明方法で差が出ます。
  • 公式URL: 要件と申請 / 価格

Anthropic Claude for Nonprofits

Claude は、団体の人数で入口が分かれます。20人未満なら Goodstack で数分の検証、それより大きい団体は営業経由です。日本法上の法人類型名は個別に並んでいません。

  • 申請の流れ: 公式ページ → Goodstack検証(20人未満)または営業相談 → Anthropic承認
  • 何が使えるか: Claude Team の非営利価格は$8/ユーザー/月(2〜150席、最低2席)。Enterprise は営業相談です。Claude Code も含まれます。
  • 注意点: 5人未満の団体には、非営利割引ではなく通常の Claude Pro(月$20)の案内もあります。政府機関・政治団体・高等教育機関・医療システムは対象外です。
  • 公式URL: 申請と要件 / 制度ページ

OpenAI for Nonprofits

ChatGPT を非営利価格で使いたいなら、OpenAI は Business と Enterprise の制度として見ることになります。API は対象外です。

  • 申請の流れ: OpenAI Help導線 → Goodstack検証 → Business自動適用またはEnterprise営業対応
  • 何が使えるか: ChatGPT Business の非営利価格(Standard席のみ。年払い$8/月払い$10。Premium席は割引対象外)、ChatGPT Enterprise 最大75%割引
  • 注意点: 日本は提供対象国ですが、日本法上の法人類型名は個別明記されていません。学校法人は ChatGPT Edu で見たほうが早いです。
  • 公式URL: 要件と申請 / 制度告知

Canva for Nonprofits

広報チームが最初に気になるのは Canva かもしれません。資料づくりやSNS運用の入口としてはかなり使いやすい制度です。

  • 申請の流れ: Canva公式窓口 → Goodstack検証 → チーム適用
  • 何が使えるか: Pro機能を無償で利用、50ユーザーまで共同作業可。それ以上の席は Canva Enterprise が50%オフ
  • 注意点: 政府機関・教育機関・政治団体・助成財団などは対象外です。日本法上の法人類型名を個別に列挙した公開要件は確認できませんでした。
  • 公式URL: 対象要件

GitHub for Nonprofits

開発や自動化まで進んでいる団体なら、GitHub が候補に入ります。広報向けの制度とは違って、所有者権限や開発体制まで見られやすい印象です。

  • 申請の流れ: GitHub公式窓口 → GitHub直審査 → Team無料または割引適用
  • 何が使えるか: GitHub Team無料、Enterprise Cloud 25%オフ。提携各社の無料・割引ツールをまとめた「Nonprofit Developer Pack」もあります
  • 注意点: 所有者権限、法人書類、非学術・非政府要件の読み分けが必要です。
  • 公式URL: 制度ページ

kintone チーム応援ライセンス

日本の法人類型まで含めて読みやすいのは、kintone の強みです。特に非営利型一般社団法人まで明記されているのは大きいと思います。

  • 対象: 特定非営利活動法人、非営利型一般社団・財団法人(国税庁の非営利徹底型の要件)、労働者協同組合、任意団体(4つの要件あり)
  • 申請の流れ: 無料お試し(30日)→ サイボウズ審査(約10営業日)→ 購入
  • 何が使えるか: kintoneスタンダードを900人まで、1サービス年9,900円(税抜)
  • 注意点: 普通型一般社団法人はチーム応援ライセンスの対象として明記されていません。公開条件の組み合わせを見ても、かなり読みづらいです。
  • 注意点: 学校法人・社会福祉法人・公益法人は、チーム応援ライセンスではなくアカデミック・ガバメントライセンスで分かれます。
  • 公式URL: チーム応援ライセンス / アカデミック・ガバメントライセンス

あわせて見ておきたい、新しく増えた窓口

8制度のほかに、ここ1年ほどで始まった・使いやすくなった窓口も短くまとめておきます。

新しく増えた窓口 ※2026-10-07時点
窓口 内容 公式URL
デジタルチャネル for Nonprofits 日本NPOセンターが2025年11月に始めた後継事業。登録・年会費は無料。ITerrace で国内企業の社会貢献製品(Backlog、会計王、kintone 等)を仲介するほか、助成、AI学習コミュニティ、NPTechセミナーもあります 公式サイト
Adobe Express for Nonprofits Adobe Express Premium を最大50ライセンスまで無償で利用可。Acrobat Pro は割引で提供 制度ページ
Notion for Nonprofits Business プランが50%オフ 制度ページ

PR TIMESでは公開情報の整備状況が審査条件として明示されています

PR TIMESの審査要件として公開情報が確認される様子を示す図

PR TIMES は、公開情報の出し方がそのまま審査に効きやすい制度です。募集要項でも、活動の公開状況や経営情報の開示状況がかなり具体的に書かれています。ここは他制度の一般論というより、PR TIMES 固有の見方として読むのが良いです。

  • HPやSNS等から活動および情報発信が長期間確認できない団体は対象外条件に含まれます。
  • 活動報告書、決算書等、財務情報や経営体制が一般公開されていない団体も対象外条件に含まれます。
  • 一般社団法人、一般財団法人は「非営利徹底型に限る」と明記されています。
  • 審査期間は、プロジェクトページでは通常10営業日ほど、募集要項PDFでは1週間程度と表記差があります。

公開情報を整えるのは PR TIMES と相性がいいです。ただ、そのまま他制度すべての審査基準だと思わないほうが良いです。

申請でつまずきやすいポイントと再申請前の確認

申請時に見落としやすい書類と公開情報のチェックポイント図

どこで止まりやすいのか。制度側が厳しいからだけではなくて、団体情報の見せ方、英語表記の揺れ、認証先ごとの書類準備でつまずくことが多いです。

  • 団体名、定款上の正式名称、英語名の表記が申請フォームとサイトで一致しているか確認します。
  • 活動目的、受益者、法人類型、代表者情報がサイトで追えるか確認します。
  • 活動報告、決算書、役員情報、問い合わせ窓口が公開されているか確認します。
  • Goodstack と TechSoup では求められる証明方法が違います。同じ書類一式で済むと思わないほうが良いです。
盤上テトくん 盤上テト
制度を変える前に、サイトと書類の整合を見直すだけで進むことがあります。再申請の前は、ここを一回整えるのがいいです。

Q&A — よくいただく質問

NPO法人と一般社団法人のよくある質問を整理した図

本文でよく検索される4つだけ、短く置いておきます。

日本のNPO法人は Google for Nonprofits を使えますか

使えます。日本向け要件では、特定非営利活動法人が対象として明記されています。申請は Google for Nonprofits の公式窓口 から進み、検証は Goodstack です。Google Workspace の無償プランは最大2,000ユーザーまで0円で、Geminiアプリと NotebookLM も含まれます。

一般社団法人でも非営利向けAI/IT支援制度を使えますか

使える制度はあります。ただ、非営利型一般社団法人と普通型一般社団法人は分けて見たほうがいいです。Google for Nonprofits は一般社団法人を税法上の区分を書かずに挙げています(非営利性の確認は必要)が、kintone のチーム応援ライセンスは非営利型に限っています。普通型は追加審査や説明が前提になりやすいです。

TechSoup と Goodstack はどう違いますか

制度ごとに認証先が違います。Google、OpenAI、Claude、Canva、Zoom は Goodstack(旧Percent)側の導線が中心で、Slack と Adobe Creative Cloud は TechSoup 経由の審査です。TechSoup Japan は2025年11月15日に日本NPOセンターによる運営を終え、現在は TechSoup Global(米国本部)の直営です。日本NPOセンターは後継として「デジタルチャネル for Nonprofits」を始めています。迷ったら、ベンダー公式の申請ページから逆算するのが早いです。

一般社団法人の普通型と非営利型では、どこが違いますか

非営利型一般社団法人は、制度によっては対象として明記されます。普通型一般社団法人は、制度ページに対象として書かれていないことが多いです。なので、「公式に明記なし」と「対象外」を分けて読む必要があります。

更新ポリシー

本文の制度条件、申請窓口、価格表記は 2026-10-07 時点の情報です。公開日は 2026-05-01、最終更新日は 2026-10-07 です。今回の更新では、TechSoup Japan の運営変更、Claude・Canva の申請窓口と価格、Google・Microsoft・Slack・OpenAI・GitHub・kintone の提供内容を見直し、新しい窓口を追記しました。条件が動いた制度から順に見直していきます。

無料相談を受け付けています

制度選びから運用設計まで相談する導線

制度の選び方で迷う、申請が通るか不安、導入後の運用まで見てほしい。そういうときは、コールテンの公式LINEアカウントから無料で相談できます。教育機関、NPO法人、一般社団法人の現場でAI活用を伴走してきた立場から、申請可否だけでなく運用の組み方まで一緒に見ていきます。

記事で扱った制度の選び方や申請の進め方、運用設計まで、お気軽にご相談ください。

相談する